社長メッセージ

取締役社長 谷奥 勝三

 当社は、明治9年(1876)の創業以来、天然樹脂ロジン(松やに)の化学を起点に140年の歴史を歩み続けてまいりました。これはひとえに株主、お取引先、地域社会をはじめとする関係者各位のご支援の賜物であり、心よりお礼申し上げます。

 当社はロジンに代表される地球に優しい素材と、永年にわたり培ってきた独自の技術を用いて、現在では石油化学や合成高分子化学、ファインケミカル分野へと事業進出を果たし、印刷物や粘着テープなどに使われる製紙用薬品、印刷インキ用樹脂、粘着・接着剤用樹脂などの身近な暮らしに貢献する製品を開発・提供してまいりました。また、世界でオンリーワンの超淡色ロジンを開発するなど、コア技術の強化に努めるとともに、液晶ディスプレイ用のコーティング剤などを開発し、電子材料関連分野の事業にも注力しております。一方で進出地域を拡大し、中国をはじめとするアジアや欧米を中心に生産拠点、販売拠点を設け、グローバル企業となるための土台を着実に築いてまいりました。今後さらにグローバル化を加速させ、新しいニーズを開拓し、基盤技術をベースにした新製品の開発と拡販により、真のグローバル企業を目指します。

 2016年4月より第4次中期5ヵ年経営計画が進行しております。キャッチフレーズ「Dramatic SHIFT 1」のもと、「SHIFT 実現体制の構築と事業の新陳代謝の実践」を基本方針に、「SHIFT 実現体制の構築」「事業の新陳代謝の実践」「真のグローバル化とガバナンス体制の強化」の3つの重点項目を実施し、将来のさらなる発展へ向けて、グループ全社員が"1" 丸となって邁進しております。

 すべてのステークホルダーからの期待に応え、より信頼される企業となれるよう、品質・環境・安全の追求、コーポレートガバナンス体制の充実、社会貢献にも積極的に取り組み、皆様方とともに永続的な発展を目指してまいります。

 皆様方のなお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。