小名浜工場設備増強のお知らせ

2001年5月 8日

 荒川化学工業(社長 石部修平、大阪市)は小名浜工場(福島県いわき市)で光硬化型樹脂と新規に開発した水系ポリウレタン樹脂の生産設備を新設する運びとなり、平成13年5月7日に起工式を行いましたので、下記の通りお知らせいたします。

 

1.設備増強の理由(趣意)

 光硬化型樹脂は約10年前に木工用塗料、印刷インキ向けに開発し、大阪工場、富士工場で生産、すでに売上高が約13億円規模まで成長した。ここ数年は、紫外線の照射で硬化するために無溶剤で使用できることから、環境対応型としても徐々に需要が拡大、さらに、熱硬化に適さない電子関連分野における部品のコーティングなどにも用途が拡大し、販売数量が増大している。

 一方、ポリウレタン樹脂は柔軟性や密着性に優れていることからフィルム分野での印刷インキ用樹脂として使用されているが、VOC規制、作業環境改善などのニーズが徐々に強まりつつある。これに対応するために、新規な水性ポリウレタン樹脂を開発しているが、その生産は既存設備での生産が困難なため、新しい生産設備が必要となった。

 小名浜工場は1989年に開設し、印刷インキ用樹脂、塗料用樹脂ならびに粘着・接着剤用樹脂の製造をおこなっていたが、1996~1997年には2期にわたり製紙用薬品と塗料用樹脂の大幅な設備増強を実施、現在は全品種を合わせ年産7万トンの生産能力を有する主力工場の一つである。

 

2.設備増強の概要

場   所 : 福島県いわき市泉町下川大剱 399-5
生産能力 : 3,000トン/年
完工予定 : 平成13年9月
投資金額 : 3億円
生産品目 : 光硬化型樹脂、水性ポリウレタン樹脂

 

3.販売見通し

 今期3億円、3年後10億円の販売を目指す。

以 上