「平成22年度日本接着学会 技術賞」受賞

2010年5月21日

 当社 光電子材料事業部の合田 秀樹、藤田 浩史、福田 猛、田﨑 崇司による「エポキシ樹脂-シリカハイブリッド材料の開発」は、「平成22年度日本接着学会 技術賞」を受賞することが決定いたしました。6月24日に関西大学で開催されます第48回日本接着学会年次大会におきまして受賞式ならびに受賞講演があります。

 

【受賞について】

光電子材料事業部

光電子材料事業部
福田 猛  合田 秀樹
藤田 浩史  田﨑 崇司

 荒川化学グループは、第2次中期5ヵ年経営計画(平成20年4月~平成25年3月)において「伸長事業の拡大」を基本方針の一つとして掲げております。光電子材料事業部は、当社が育んできた伸長事業の一つであり、さらなる発展を目指して有機・無機ハイブリッドの素材開発や配合技術の開発に積極的に取り組んでおります。 
 
 当社が開発しました位置選択的ゾル‐ゲルハイブリッド材料「コンポセラン」は、ポリマーや樹脂の特定の位置にシリカが局在化するように分子設計をしており、一般的なゾル‐ゲルハイブリッド法に比べ、ポリマーや樹脂の選択の範囲が極めて広くなります。また、シリカをポリマーや樹脂の特定の部位にのみ作用させる事で、オリジナルポリマーとシリカの両者の長所を生かした複合化も可能になります。この新しい材料は今後の接着剤・粘着剤に関する開発への応用、工業的な貢献が大いに期待できると評価され、「平成22年度日本接着学会 技術賞」の受賞が決定いたしました。
 

【受賞概要】

 当社は、位置選択的ゾル‐ゲルハイブリッド材料「コンポセラン」の開発に成功し、当技術を用いて開発したエポキシ樹脂-シリカハイブリッド「コンポセランE」は、通常のエポキシ樹脂に比べ、耐熱性、熱分解温度などの熱的特性が向上し、有機材料、無機材料に対する接着性も向上する。さらに、このエポキシ樹脂-シリカハイブリッドと特定のエラストマー/エポキシ樹脂用硬化剤で構成されるエポキシ樹脂-シリカハイブリッド接着剤「コンポセランAD」は、ミクロ相分離構造を形成する事により、シリカハイブリッド由来の耐熱性と、エラストマー由来の柔軟性を兼ね備えた接着剤として利用されている。
 

【本件に関する問い合わせ先】

荒川化学工業株式会社 光電子材料事業部 営業部
(大阪) 06-6209-8590 (東京) 03-5645-7805 

 

以 上