梧州荒川化学第2期製造設備稼働のお知らせ

2001年10月 1日

 荒川化学工業(社長 石部修平、大阪市)は中国広西壮族自治区に設立している合弁会社「梧州荒川化学工業有限公司」で、第2期設備増強工事を終え、去る10月8日に竣工式を執り行い、本格的に稼働を開始することになりましたのでお知らせいたします。

 

1.設備増強の理由(趣意)

 梧州荒川化学工業有限公司は、ロジン誘導体事業の海外展開の一環として、中国最大のガムロジンの生産工場である中国梧州松脂廠(現 中国広西梧州松脂股份有限公司)と1995年に製紙用サイズ剤および接着剤用樹脂の製造販売を目的として設立。1996年に第1期工事を終え、サイズ剤6,000トン、接着剤用樹脂2,000トンの生産能力で操業を開始していた。

 操業以来、中国の経済発展に加え、日本および世界への輸出が増大したことでフル稼働となり、今後もさらに需要の伸びが期待できることから、今回の第2期工事による設備増強に踏み切った。

 この10月に工事完了し、梧州荒川化学工業有限公司の操業5周年記念式と併せ、荒川化学ともう一つの出資会社であるニチメン株式会社代表が出席して、竣工式を盛大に執り行った。

 荒川化学のロジン誘導体に関する海外展開は1967年に台湾に「台湾荒川化学工業」を設立以来、積極的に推進してきた。

 その間、台湾国内、中国大陸方面へのロジン誘導体の供給を行ってきたが、ここ数年、中国の経済発展を背景として中国市場進出する台湾ユーザーが増え、台湾荒川化学工業から中国への輸出が拡大。よりユーザー密着型の方針を貫くために、1997年には台湾企業の進出が著しい中国厦門市の経済特区に「厦門荒川化学工業有限公司」を設立、操業を開始し、粘着・接着剤用樹脂、塗料用樹脂ならびに印刷インキ用樹脂の製造販売を行っている。

 一方、1995年にタイに三井物産と合弁で合成ゴム乳化剤の販売会社「荒川ケミカルタイランド」を設立していたが、同地域での供給ニーズの高まりから、自社製造工場を建設、2000年11月には操業をスタートさせている。

 

2.設備増強の概要

生産能力 : 4,000トン/年
完 工 日 : 平成13年10月8日
投資金額 : 2億円
生産品目 : 粘着・接着剤用樹脂

 

3.梧州荒川化学工業有限公司の概要

董 事 長 : 周 比銓
総 経 理 : 西川 学
所 在 地 : 中国広西壮族自治区梧州市西堤三路一号
従業員数 : 50名

 

4.販売見通し

 今期8億円、3年後12億円の販売を目指す。

以 上